そうざいのちりとり

埼玉から名古屋に来た大学生が適当になんか書いてくところです。

学生王座戦

王座戦の振り返り書きます。ついでに引退の挨拶的なのも書きます。諸事情により名大将棋部日記に投稿できなくなってしまったので、こちらに投げます。いつも通り誤字雑字マシマシですが許してください。


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そうざいです。2020年ももう終わりですね。年が変わる前に、12月25日から27日まで四日市で行われた、学生王座戦の振り返りをします。コロナ禍の大変な時期で開催も危ぶまれましたが、持ち時間変更等あれども無事開催されたこと本当に喜ばしく思います。運営の皆様本当にありがとうございます。

 


さて、名古屋大学王座戦は4年連続の出場になります。過去3年間は9位→8位→6位という順位推移。今回の目標は2つ、5位以上の順位と、これまで一度も勝ったことがない、関東・関西代表からの勝利です。

今年は昨年と比べ、大エース岩城さんの穴はありますが、複数の有段者の一年生加入により、より気力のばらつきがない厚い戦力が揃った印象です。また、これまでの人数合わせだけでオーダー表を埋めていた時とは違い、14人の枠どこを出しても戦えるチームです。諸事情あり完璧なフルオーダーではありませんが、十分に全国で戦えるだけの戦力と言えるでしょう。

 


※以下全て敬称略とさせていただきます。

 


一日目

0回戦

前日入りしているこばわた、黒瀧と四日市在住のLick以外は当日朝名駅集合。まさかの”金時計の場所がわからない“というトラブルはあったものの、無事全員会場に辿り着きました。

 


1R 福岡大学

◯石川-口石●

◯松本泰-楠田●

◯河村-橋本●

◯黒瀧-玉木●

●松本雅-木下◯

◯加藤-久原●

◯松田-外園●

6-1勝ち

初戦なのでシンプルに上から7人。蓋をあけてみれば主力同士がぶつかる形になりました。

私の将棋は対角交換振り飛車。中盤の折衝で少し損をして苦しくなりましたが、相手の無理気味の攻めを余して勝ち。


2R 京都大学

◯石川-酒向●

◯大塚-古藤●

●松本泰-大久保◯

石綿-生川◯

◯黒瀧-上田●

◯松本雅-拾井●

●加藤-野末◯

4-3勝ち

相手のエースが4番にくると予想。エース対決は自信がないので避けました。オーダーのあたりはまずまず。

相手のレギュラーにごえもんが大きな一勝をあげました。3-3残しで、苦しい将棋をガリレオが捲って勝利打点。目標ひとつであった格上の関西代表に勝つことができました!

私の将棋は対先中。中盤の捌きあいで誤算があり粘るも負け。相手は京大のレギュラー、はっきりとした実力差を感じた一局でした。


3R 立命館大学

●小林-田淵◯

●石川-野島◯

●田口-新屋敷◯

●河村-木村◯

●黒瀧-武沢◯

●岩井-宮越◯

●松田-小林◯

0-7負け

優勝候補その1。まだ出ていない一年生を出しつつ、勝ち星を取りにいきますが0-7。層の厚さの違いを見せつけられました。


一日目終了時で2-1。上位の京大に勝ったことでチームの雰囲気は良い感じでした。夜は4人以下のグループに分かれてご飯を食べて解散。


二日目

4R 東京大学

●石川-三塚◯

●大塚-中島◯

●松本泰-伊藤蓮◯

●田口-天野倉◯

●河村-藤岡◯

石綿-横川◯

●黒瀧-塩尻

0-7負け

優勝候補その2。普通にやっては勝てない相手なので、こちらも勝ち星を一つでも稼ぎにいく方針でオーダーを決めました。相手の真ん中が厚すぎるので、石川-黒瀧を端に配置しました。

結果は0-7。途中まで良かった将棋もいくつかありましたが、最後は全部持っていかれました。


5R 早稲田大学

●小林-井戸崎◯

◯石川-江口●

● 松本泰-尾崎◯

◯黒瀧-竹内●

●松本雅-岸本◯

●岩井-征矢◯

●伊藤-銭本◯

2-5負け

優勝候補その3。東大と比べると真ん中は薄い印象(かわりに後ろがかなり厳しい)なので、疲れ等考慮して、4Rと6Rのオーダーを決めてから出場回数でバランスを取ってオーダーを決めました。

ごえもんと黒瀧が相手レギュラーに一発入れて2-5。この二人はこの大会中本当に強かった。チームは負けたものの、勢いをつけて岡大戦に臨むことができたのは非常に良かったです。


6R 岡山大学

◯河村-江島●

石綿-利根川

◯黒瀧-薬師寺

◯井村-中山●

◯松本雅-石城戸●

◯加藤-入江●

◯松田-中村●

6-1勝ち

相手は7人でオーダーは固定なので、戦型を重視してオーダーを決めました。結果6-1。上級生はさすがでした。

私の将棋は再びの対先中。端角から馬を作って上手く指したと思っていたのですが、次の局面で疑問手がでて互角に戻ってしまいます。

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46角としたため37銀打と受けられ、53角成同金となり微妙。46角ではなく66歩なら居飛車有利保てていました。

本譜は受け間違えが出て一度は敗勢になりましたが、入玉含みで粘っていたら相手にミスができ逆転勝ちになりました。


二日目終了時点で3-3。最終日両方勝てば、他大次第で4位まで可能性がある状況で、入念にオーダーを考えました。

7Rは抜け番で朝はゆっくりできるため、日付が変わるくらいまで、OBの近藤さんと電話したりオンライン部室で談話したりしました。


7R 抜け番


8R 東北大学

●石川-引間◯

●大塚-牟田口◯

●河村-野田◯

◯黒瀧-島田●

●松本雅-丸山◯

◯加藤-榎本●

●松田-上遠野◯

2-5負け

京大が早稲田に勝ったため、ここで勝てれば5位、負ければ6位がほぼ確定。

相手から榎本-黒瀧を当てにくると読み、4丸山5榎本予想していましたが、上手く外された格好になり、オーダーではやや不利。

結果は2-5負け。途中まで5-2ペースだったそうですが、3つ逆転され結果的には大差でした。

私の相手は榎本氏、今年の東北地区代表。

戦型は私の先手で角換わり腰掛け銀、最も自信のある形になりました。

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この形はよく調べた形。35歩から仕掛けます。


少し進んで下図では技がかかります。

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22銀成同玉23金同角(31玉は33桂成)同歩成同玉25飛で王手馬取り。

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以下丁寧指して勝ち。強敵相手に得意形で勝つことができました。

 


9R 金沢大学

◯石川-大杉●

◯河村-金井●

◯黒瀧-樋口●

◯井村-飯田●

●松本雅-荒木◯

●加藤-武田◯

◯松田-山田●

5-2勝ち

 


泣いても笑っても最後の一局。この時点でほぼ6位が確定(0-7負けでもまくられない)していましたが、予定通りのオーダーで。

結果は5-2勝ち。

私の将棋は対ゴキゲン中飛車。下図は角銀交換の駒得ながらも玉形の差があり互角。

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ここで33桂を読んでいて、それに対しては22角と打つ予定でした。しかし本譜は13桂されバグりました。本譜は17桂39飛成29歩36歩で敗勢に。

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13桂に普通に22飛成などで互角でした。終盤は逆転の目もありましたが逃して一歩及ばず。

 

 

終結果はチーム4勝4敗(25-31)で6位、個人成績は3勝2敗でした。チームとしては、最終日の東北大戦に勝っていれば5位だったので、あと一歩というところでしょうか。5位の目標は来年以降の後輩達に託します。個人成績はもう少し勝ちたかったですが、ジャイアントキリングもできたし自分らしい結果になったのかなと思います。

優勝された東京大学の皆さんおめでとうございます。本当に強かったです。

最後になりますが、王座戦の開催に尽力を尽くしてくださった運営の皆様、参加した9大学の皆様、そして応援してくださった全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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さて、ひとつ、書き記しておきます。

7人制の団体戦で一番楽しいのは4番目に強い人である、というのが私の持論です。基本的に4番手が勝った方のチームが勝つゲームですし、オーダー都合上強い人と多く当たり、個人代表手が届かないくらいの棋力の人が活躍できるのが団体戦です。弱ければあまり出番はありません。一番強いエースは個人代表とって全国いけばいいのだから、団体に熱を入れる価値はあまりないのかもしれません。そもそも自分が勝っても褒められもせず、負けた時だけ責められる、そんな状況下で将棋を指したいなんて人は滅多にいないでしょう。中途半端な棋力であったからこそ、団体戦に熱意を持ち続けられた、そういう意味では非常に幸せだったと思います。

名大では毎年のように各学年エースは団体戦に出場していません。理由は各々ありますが、そういった点に向き合ってケアできなかったこと、感謝が足りなかったことは、非常に悲しく反省しなければいけない部分です。今、私が何か出来ることがあるわけではありませんが、これを読んだ人が何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

 

 

最後に。僕は将棋が大好きで、将棋をする人たちが大好きです。一般的な大学生が力を入れるような、学問や恋愛やアルバイトやその他の趣味を犠牲にして、大学生活の多くを将棋(部)に捧げたといっても過言ではありません。この日々は本当に楽しかったし、後悔ほとんどないです。名大将棋部には確かに僕の居場所があって、本当に居心地のいいところでした。

今の名大将棋部は本当に強く、また、先輩後輩仲の良い、本当にいい部だと思います。名残惜しくもありますが、安心して引退できます。

可愛がってくれた先輩方、本当にお世話になりました。一緒に過ごした同期のみんな、本当にありがとう。慕ってくれた後輩たち、本当に楽しかったです。

またどこかでお会いしましょう。良いお年を。

そうざいの秋団ふりかえり(前編)

皆さん秋団お疲れ様でした。

結果は皆さんご存知の通り、名古屋大学は学生王座戦への代表権を得ることができました。
応援してくださった方ありがとうございました。4回目の学生王座戦、前回の6位を上回る成績目指します。

 

今回の秋団は、私にとって最後の中部学生将棋の大会でした。文章として残しておきたいことがたくさんあるので、前編として私の5局の将棋のふりかえりをし、それとは別に後編(中編を挟むかもしれません)も書く予定です。長くなりますがお付き合いください。

 

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1回戦 HYS氏(南山)

後手番。対嬉野流。

漫然とした手を指してしまい15手目で既に指しにくい形になってしまいました。仕方なく持ち時間を10分投入。

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34歩の予定でしたが45銀で困りました。34の歩を守るためには33金ですが、24歩同歩同角同金同飛で自信なし(ソフト的には互角ですが)。かといって35銀と出られるようでは棒銀が受かりません。

実戦は14歩。35銀には13角で受けて角銀交換ですが、手数をかけた銀と目標になっている角の交換と考えれば案外悪くない、と考える苦肉の策です。

本譜は仕掛けを見送られたので右玉に組み有利になりました。

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ここで33桂と跳ね優勢を意識しました。最善ではありませんが、遊んでいる桂馬を活用しつつ飛車回りを見せる味のいい一着でとても感触が良かったです。飛車角の駒効率の差も大きく、かなり勝ちやすい局面だと思います。自玉に手がつかず快勝。

 

2回戦 S木氏(中部)

3週間前の個人戦で当たり、その時は相振り飛車で勝ちました。しかし、彼は対抗型党らしく、また、指し手の鋭さも違う気がするので、人違いなのかもしれない、、、

 

戦型は対石田左美濃。後手番。

77桂型に対し92飛〜72飛の千日手策。85桂と跳ねられたので飛車を浮いて仕掛けを封じ銀冠穴熊へ。八代先生の棋書に載ってる変化ですね。

図は終盤の入り口。

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駒割は桂損ですが囲いの差で優勢だと思っていました(実際少し指しやすい)。穴熊を信じ53歩成同歩52歩としましたが悪手で、当然34桂が厳しいです。急に受けがきかない形になり、全然粘れず負け。

33歩、或いは34歩と一度受けるのが正着で、これで振り飛車からの速い攻めがありません。34桂を軽視しているのが酷い。穴熊を何も分かっていませんでした。

本局に関しては持ち時間の差が大きかったです。上の図の局面では相手20分くらい対こちら7分くらい。時間差がつくのを嫌って1分程度でさしてしまいましたが、腰を落として考えるべきでした。そこも含めて大きな反省点です。

 

3回戦 O澤氏(静岡)

静岡3本柱の一人。24五段の実力者で格上の相手です。

後手番(3回目)。角換わり。

いかにも45桂速攻をしてきたそうな駒組、指し方だったので52金型にしたら、悲しそうな顔をされました。

4筋の位を取られたので私は右玉に、相手は菊水矢倉にそれぞれ組み替えました。

図は中盤戦で34の横歩を取られたところ。この手は無理気味で、カウンターの良い手がありました。7手。

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正解は33金35飛69角57金78角成同玉34金打。

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飛車が詰んでいます。守りの金を剥がしたので、相手陣は飛車に弱い形になっており優勢です。ここから暴れられましたが、冷静に受けてから反撃して勝ち。

 

4回戦 K島氏(三重)

大会ブログ最速更新RTA記録保持者のイワシくん。袖飛車使いで、深い序盤研究の印象がある怖い相手です。

オーダーの都合上、80%くらいで当たると思っていたので、前日夜にソフトで袖飛車対策をしっかりして挑みました。

後手番(4回目)。戦型は予想通り対袖飛車。

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序盤は準備してきた通りに進み有利になりましたが、図で71角と打たれる手をうっかり互角に戻してしまったかもしれないと思いました。72飛車と逃げる手に44角が好手で、以下71飛53角成同玉(同金は48銀が残る)65飛と進行してどうか、などと考えていました。

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、、、さすがに86桂と跳ねて攻め勝っていそうでしょうか。しかし飛車をぶつけられると大変そうではあります。本譜は44角ではなく単に53角成でした。

 

さて、優勢で終盤に入り下の図。みなさんならどう指しますか?

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教科書的には、46銀や19馬でしょうか。おそらくそれが最善で、強い勝ち方だと思います。

ただ私は負けない将棋を選びました。図から31玉73成銀34歩が自慢の手順。飛車や桂を渡せるよう自玉に一旦手を入れ寄せに専念できる形にしました。このあたりは2局目の反省をいかしたものです。最後は寄せ切って勝ち。

 

研究で序盤ですぐに良くなりましたが、相手の方は悪くなってからもすぐに崩れず、しっかり粘りの手を指されたので難しい将棋になりました。他大学の方ですが、こういう手を指せる人は強くなって欲しいですね。

 

5回戦 K林氏(名城)

因縁の対決。ここまで2度の団体戦で当たっており1勝1敗。ちなみに私は団体戦の最終戦で彼以外に当たったことがありません(名大側から言うのも変な話ですが。彼の相振り左玉が一級品なので、毎回居飛車中心の私がぶつけられていると言う話なんですけれど、、、)。

純粋振り飛車ですが、かなりの作戦家で、前回は雁木で序盤で悪くして負けました。話をする限り、どうやらお互いがお互いのことを格上だと思っている節がありそう。

序中盤が上手く、また相手に合わせて時間を使ってくるタイプなので、少しくらい悪くても大差でなければ勝負になると思い、序中盤から湯水のように時間をたっぷりと使っていくことを意識しました。

 

戦型は対先中。後手番(5回目)。

偶数奇数が分からずに、対局開始時に後手番なのに相手が時計を押してくれると勘違いしました。ごめんなさい。

大会1週間前に、MYK先輩から中飛車対策をたくさん教えていただいたので、その中から63銀型を採用。

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上図から74飛78飛同飛成同金13角79歩86歩と進行。

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同飛成では75歩の方が良く、75歩65歩73桂58金左が一例。。65歩をとった瞬間に75飛とぶつけられますし、神経を使う展開です。"早く終盤になればいい"と思っていたので、結果的には本譜の順で良かったと思います。

少し進んで下図。

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ここで相手は秒読みに入りました。(私は残り1分くらい)。秒に追われて指した15歩が疑問手(秒読み23秒くらいに74歩を打たれかけて心臓が止まるかと思いました)。

対局中は同歩同香で16飛が返し技で優勢だと思っていました。本譜は13香不成同香17歩56飛ではっきり良くなりました。

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しかし、変化手順として途中の17歩にかえて36歩が返し技の返し技。

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19飛成には37玉と上部に逃げ出して、居飛車やや良しですがまだまだ大変でした。

 

 

最終盤、本譜は華麗に着地を決められました。

下の図では決め手があります。強い人なら一目でしょう。5手。

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17香成同桂16桂38玉78龍が決め手。金をとった手が詰めろ龍取りのピッタリした手で勝ちになりました。

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今回の私の個人成績は4-1でした。今回の名大は14人みな実力のあるメンバーでしたが、こんな4年生のわがままを聞いてもらって全部出ることができて本当に有難い限りです。

 

後編(中編?)に続きます。

夏休みの工作

気がついたらもう9月も終わり、夏休みが終わろうとしている。(尤も、授業がないだけで卒論は進めなければいけないので4年生には関係ない話だが…)

夏休みといえば自由工作である。よく小学生の頃は夏休みの最後の方になって慌てて色々作ったことを思い出すけれど、せっかくなのでこの大学4年の夏休みの最後に電子工作で遊んでみた。

 

何を作るかといえば、部室の在室管理システムである。

前々から部室に人がいるかどうか、離れた場所から知る方法があったらいいなと思っていた。

最近になって部室にWi-Fiルーターを設置したことで、なんだか簡単に作れそうな気がしたので作ってみた。そのことについて毎度のことながら雑に書き散らかしていく。

 

やりたいこと

・部室に人がいるかどうかすぐにわかるようにしたい。

・部室に人が来たときに、自動で知らせるシステムがほしい。

 

用意したもの

Arduino uno

マイコンボード。光センサーとか繋いだりコードを読み込ませて動かしたりするやつ。

Arduino イーサネットシールド

Arduinoの拡張シールド。これでArduinoがサーバーとしての機能を持ち通信できるようになる。

CdSセル(光センサー)

光が当たると抵抗値が変わるタイプのセンサー。

WiFiルーター

・ブレッドボード

・各種ケーブル

 

 

できたもの

命名「部室警備くん」(自動部室在室管理システム)

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一応完成写真。天井に設置した箱の中にセンサーとArduino本体が入っている。コードは電源とルーターに繋がっており、1分毎に通信している。

(ブログを書いていてようやく気づいたが、作業中に全く写真を撮っていなかったのが惜しまれる。)

 

部室に人がいるかどうかの判定はCdsセルで行う。はじめは人感センサーなどを使おうと考えていたが、部室の電気がついているかを見るのが一番簡単そうなのでこの形に。ちょっと調べたところ、Arduinoイーサネットシールドを使えば通信が可能なためそれを用いることに決めた。

 

Arduino入門 第5回 光センサーでArduinoへの入力を試してみる!

(https://deviceplus.jp/hobby/entry_005/)

Arduino入門 第6回 Arduinoを使ってWebサーバーをつくろう!(https://deviceplus.jp/hobby/entry_006/)

 

また、ArduinoのLibraryを探したところ、ArduinoTwitterを連携させるもの(http://arduino-tweet.appspot.com/)を見つけたので、使わせていただくことにした。

 

つまり、簡単な流れとしては、

Cdsセルで部室の電気がついた/消えたを感知

Arduinoで通信を行う

自動でツイートを送信

ということになる(はず)。

 

部室警備くん(Twitter)

https://twitter.com/shogi_keibikun

これが部室警備くんのTwitterアカウント。電気がついたときと消えたときに自動ツイートする設定になっている。

 

Twitterの仕様で、同じ内容のツイートをしようとすると403エラーとなって送れない。無理やり数字を付けて送っているけど、送信時刻とかにできればよかった(面倒だったのでやめた)。

今のところ順調に動いているようだ。

 

(10/1 追記)

窓から入ってくる朝日に光センサーが反応してるっぽいので、何か日除けのようなものを置いてやらないといけないみたい。

 

電子工作はあまり経験がなかったけれど、ネット上の情報を拾って勉強して、こう自分の手で作りたいものを作っていくのはやっぱり楽しかったし、また何か思いついたら作ってみたい。

今日の将棋振り返り

そうざいです。

書くのに飽きてだいぶ放置していました。突然気が向いたので(気分がいいので)、久しぶりにブログ更新します。

就活終了報告はもうちょっと待っておくれ。

 

 

約半年ぶりに将棋の大会に行ってきたので、適当に振り返ります。

行ったのは愛岐会というアマレンの大会。初参加です。

コロナ対策ということで、対局前の消毒義務があって、また普段よりも広いスペース(席同士の間隔をあける)での対局ということでしたが、将棋自体は何も変わらず指せました。

 

・一局目

相手は高校生(中学生?)。後手番。戦型は対石田流。

先攻される展開になりましたが、仕掛けがやや無理気味だと思ったので攻めさせてカウンターを狙う方針で指したら優勢になりました。

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ここから△3六歩~△3五銀がソフト最善手。△3五歩~△3七銀と露骨に打っていく手しか見えなかったです。本譜は攻め駒を足そうと△5四銀(△5五銀の狙い)としたので▲7七歩で混戦に。

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△3六桂▲同金△2四桂▲2三馬△5一玉▲2四馬△6二玉▲8九飛という華麗()な手順で逆転されました。終盤よわよわ。秒読みになった途端に悪手を連発するのはいつまでたっても改善しないのは反省点。

実戦はここから日頃の行いパワーで捲ってなんとかなんとか捲って勝ち。一局目から遅延させて運営に迷惑を掛けました、ごめんなさい。

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・二局目

相手は中学生。レーティング2000超えてたので多分強い人(こなみかん)。無知なのでぼくは知らない。

先手番。戦型は角換わり相腰掛け銀。1筋の位が取れたのもあって、気が付いたら王様を右側に囲ってました。

仕掛けられたので、攻めさせてカウンター(以下略)。

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互角の中盤。ソフト最善手は▲5六歩。△4六桂~△7七角成~△3八銀が怖かったのですが、飛車を逃げて金を取らせて少し先手指せるらしい。実戦的には玉が薄すぎてやる気しないのですが。(そういうことを言う人は右玉という戦法使ってはいけない)

本譜は▲4六歩△同歩▲同銀△同角▲同金△5四桂と進行。互角の変化ですが、この後相手が無理攻めをしてくれたので、うまく端に躱して勝ちました。

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・三局目

アマレンの大会で割とよく見るおじさん。確か一回指したことがあるはず。

先手番。ミレニアム対ノマ四。ひとまず金銀四枚で囲うことができたので一安心。

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怖かったので▲3五歩と打ちましたが、▲6六歩で居飛車がかなり(700点くらい)いいらしい。やっぱり玉の堅さは正義なんだなぁ(みつを)

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そのあとは相手が無理気味に仕掛けてきたので(以下略)

図から▲9五歩△6五歩▲9四歩△6六桂▲9三歩成△同香▲同香成△同玉▲6七歩で優勢。

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玉を9三にびき寄せておくことで△7八桂成できない。

この後は玉の堅さを生かして攻め切って勝ち。

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終盤がばってるけど、最終的に寄せ切ってるのでヨシ!(良くない)

 

・四局目

大学生。三重大の二本看板の居飛車党の方であるH氏。とてもつよい。しょてあい。

後手番だったら勝負にならないと思っていましたが、幸運にも先手番が引けました。

戦型は角換わり右玉対早繰り銀。早繰り銀のイメージが強かったので、はじめから右側に行く予定で駒組を進めました。

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「一方的に攻めさせると手が付けられない」(名城のキン肉マン談)と聞いていたので先攻することにしました。図から▲2五桂△2二銀▲6一角△4三角▲同角成△同金左▲6一角△2四歩と進み互角。こちらが細い攻めをつなげられるかの勝負。

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局面進んで上図。ここでは攻めが細くて劣勢を意識していたのですが、ソフト的には▲7一歩成としておけば互角でした。相手に手を渡すのが怖く、じっと駒を補充しに行く手は指せませんでした。本譜は▲4五歩から攻めますが、どうしても攻め駒が足りない形です。

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少し進んだ局面で飛車をゲットしました。下段に打って桂馬を補充し▲2四桂を狙えルので少し良くなったと思っていました。

なお、評価値は-1300で大劣勢の模様。大局観が良くなかったです。飛車を取るとすぐに勝ちと思い込むの良くない。

本譜は▲6一飛△4六桂▲3七玉と進み、△2二玉と早逃げされたら苦しかったですが、ここで間違えてもらって逆転して勝ちました。

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結果4-0でした。久しぶりに緊張感を味わうことができてとても楽しかったです。棋力が落ちている気がしていたので、今回の結果は望外でした。

(勝った時だけブログ更新するのやめましょう)

 

 

読んでいただきありがとうございました。

懐かしの味

うちの母は毎年僕の誕生日に唐揚げを作ってくれた。普通の人は誕生日といえばケーキを想像するだろうけれど、ぼくは同時に唐揚げが思い浮かぶ。

 

今日は夕飯に唐揚げを作った。普段は揚げものなんて面倒だからしないけれど今日は特別。

一人暮らしを始めるときに教わったメニューで、母の唐揚げのポイントは生姜のすりおろしをたくさん入れること。

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揚げたてだったのもあって、ジューシーで美味しかった。でも、懐かしの味を再現しようと思ったけれどうまくいかなかった。同じ味付けのはずなのに、昔食べていたものの方がもっと美味しかった、そんな気がする。

四国一周 5日目(高知〜宿毛)

今日は高知から四万十と足摺岬通って宿毛へ。

 

四万十川は清流の町言われている通り、四万十川が流れていてのどかな大自然が楽しめた。本当にいい田舎の雰囲気でした。

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ご飯を食べて足摺へ。四国最南端の地で、その地名は平家物語で有名(らしいが僕は知らなくて姉から教わった。)

まず、足摺海洋館、海底間へ。海洋館は水族館で足摺にいたり、黒潮の周りに生息する海洋生物がいた。マンボウ可愛かった。

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海底間は、実際に足摺にいる魚を観察できる場所で、海に建っている建物の地下(海面下?)からガラス窓を通して海の様子が見ることができる。思っていた以上に水がきれいで、魚もたくさんいて面白かった。

そのあとは足摺岬の展望台にも行った。

 

長かった高知も今日で終わりで、明日は愛媛に戻って佐田岬と松山に行きます。

おやみすなさい。

 

 

四国一周 4日目(室戸〜高知)

午前中は室戸ジオパークへ。

タービダイトやら付加体やらいろいろ見て回りました。ジオくて良かった。僕以外の二人は地質専攻なので、すぐ岩石観察してあれこれ言ってて楽しそうでした。

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お昼ご飯は室戸の定食屋で刺身定食を食べました。分厚く切ってあり、味もよく新鮮で美味しかった。

あと、デザートで揚げどら焼きを食べましたがこれがめちゃくちゃ美味しかった。疲れていて甘いものが欲しかったのもあり、粒あんの甘さや、外側のサクッとした感と内側のふんわり感が合わさった食感が最高でした。

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その後高知市へ移動。桂浜へ行きました。

移動中はずっと左手に太平洋が広がり気持ちいい。天気も良くて死ぬほど絶景でした。

坂本龍馬記念館があったのですが、時間の都合で行けず。

写真は龍馬銅像

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夜は市場に行きカツオのたたきを食べて、締めにラーメンを食べました。

 

雑ですが終わります。