部長引退
蕎麦を食べたり紅白見てゆったりしたりするのもいいけれど、節目ということで、2019年のうちに書き記しておきたい。
将棋部部長を引退した。
先日、学生王座戦も終わり、ついさっき引き継ぎ書も書き終わった。
つまり、これで本当に完全に引退である。
部長になったときから目標はあった。私が1年の時の部長のVAN先輩が理想の姿だった。よく部室にいて真剣に将棋を指し、たまに遊び、気配りができる優しい先輩。あの偉大な先輩に追いつくのが目標で、そうなれるように頑張ったつもりだ。
後輩から見て私はどんな先輩だっただろうか?
きっと少し変わった人だとは思われてるかもしれない。まあそれはそれで構わない。
もし、今の後輩が、私がしたように、私の姿を目標としてくれたらこれ以上嬉しいことはない。
ずっと部室にいて、将棋に触り続けて、少しは将棋が強くなれたと思う。1年前よりは自分でも多少は成長できた。
それ以上に後輩たちの成長はすごかった。熱心に将棋に取り組んだ人がちゃんと強くなっているのは、見ていればわかるものだと気づいた。
部長としてやり残したことはほとんどない。心残りがあるとするなら、もう少し主将と協力してやっていきたかったというのと、もっと後輩たちと仲良くなりたかった。
あとはやっぱり、春団体で優勝逃したのは悔しかった。
でもまあ、やるべきことはだいたいできたと思う。
別に将棋を完全にやめるわけではないし、多分大会にもまた出る。ただ部室に行く機会はぐんと減るだろう。それはやっぱり寂しい。
でも、部活のことはもう完全に後輩に任せることにする。今の後輩たちは協力して頑張っていってほしい。それに、役職がなくなった老害から言うべきことはない。
これからは将棋以外のことも頑張っていく。今まで部活を理由にしていろいろなことから逃げてきた。そろそろきちんと向き合わなければいけない。だから、一旦将棋から少し離れることにしようと思う。(とは言っても、2週に1回は部室に顔出します。)
ありがとうございました。